エレボス 〜Erebos〜

南ギリシャ神話に登場する暗黒神
名前は地下世界の意味
原始神カオスが単神で生んだ子どもとされる
幽冥の神ということで、タルタロスと混同されやすいが、異なる
エレボス(幽冥の神)と、子どものアイテル(光明の神)は表裏一体と考えられている

 

【出生】
父はカオス(原始神)
母はなし
妻は、妹のニュクス(夜の女神)
子どもはヘメラ(昼の女神)、アイテル(光明の神)、カロン(冥界の河ステュクス(憎悪)
またはその支流アケローン川(悲嘆)の渡し守)

 

【系譜略図】
カオス
  ┣ エレボス
  ┃   ┣ ヘメラ
  ┃   ┣ アイテル
  ┃   ┣ カロン
  ┣ ニュクス
母はない

 

【関連項目】
カオス
ニュクス
ヘメラ
アイテル
カロン


関連雑学

南極・ロス島にある地球で最も南にある活火山「エレバス山」の名前の由来