二十四節気
春分 (しゅんぶん)
二十四節気の四番目 仲春 3月21日ごろ
七十二候
初候「雀始巣」 雀が巣を構え始める
次候「桜始開」 桜の花が咲き始める
末候「雷乃発声」 遠くで雷の音がし始める
天文学的には、太陽が黄経0度の瞬間を「春分」といい、
黄経0度を「春分点」、太陽が春分点を通る日を「春分日」という
また、この時点から一年が始まる
この時間を過ぎて出生すると西洋占星術でいう「おひつじ座生まれ」になる
日本では国立天文台が算出し、前年の2月1日に告示する
これに基づき「春分の日」と「秋分の日」が祝日となる
天文学よる算出で変動する祝日があるのは、世界的に珍しい
春分は、昼と夜の長さがほぼ同じになると言われているが、実際には昼の方が長い
キリスト教の復活祭(イースター、パスハ)は、春分を基準に計算されるが、現在の計算基準の春分は黄経0度の日ではなく、3月21日に固定されている
よって3月21日の次の満月の次の日曜日となる
ちなみにこの満月の日も天文学上の満月の日とは異なる、簡易計算を用いる